ご挨拶

特定非営利活動法人 大阪府錠前技術者防犯協力会
設立代表者 岡崎 洋治


本法人の前身である大阪府錠前技術者防犯協力会は、平成13年11月の設立以来、事業者間の枠を越え、約2年にわたり、会員相互の緊密な連絡・協調及び大阪府防犯協会連合会や大阪府警察と連携して、府民の日常生活の最も身近なところで、優良錠前及び錠前関連用品の紹介、広報及び防犯に配意した取付け等の実施や錠前等の調査及び研究等を通じて、その平穏の確保に大きく関わってきた。
また、警察等が推進する地域安全活動に対しても、その防犯知識を生かして参画し、府民が「安全で安心な暮らしのできる生活」を提供することを目的として、地道な活動を続けてきたものである。

更に、昨年4月に「大阪府安全なまちづくり条例」が施行され、本協力会が安全なまちづくりの推進母体である「大阪府安全なまちづくり推進会議」のメンバーとして参画した事等から、今まで以上に、行政や府民と緊密な連携の下、一体となって積極的に地域安全活動を行う事が求められ、しかも、その責任はますます重大なものとなってきている。

しかし、現体制では、本協力会は法人格を持たない任意団体である事から、今後の地域安全活動等の参画に際して、予想される多くの契約等の法律行為において、各種の制限を受け、また、その公共目的よりも事業者としてのイメージばかりが強調され、活動を進めていく上で、様々な困難が発生する事が容易に予測される。

そこで、本協力会は、府条例が制定された事を契機に、今までと目的は変わらないものの、府民の安全の為の活動が、より円滑且つ広範に行えるように法律に基づく法人格を取得し、下記の通り、特定非営利活動にかかる

 (1)優良錠前及び錠前間連用品の紹介及び防犯に配意した取付け・修理・
    加工等に関する広報
 (2)防犯に配意した錠前及び錠前関連商品の調査及び研究
 (3)防犯思想の普及徹底
 (4)警察及び防犯協会が行う地域安全活動に対する積極的な支援・協力
 (5)その他本法人の目的を達成するために必要な事業


を行い、府民の理解と協力を得て「府民が安心して暮らせるまちづくり」の一翼を担う法人として、その体制を整え
ていく事を選択したものである。